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よく、「木は呼吸する」と言われます。これは、木の表面が湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用のことを示しています。
例えば、厚さ4ミリで1m×1mのヒノキ板が含むことのできる水蒸気の量は、8畳間程度の部屋が25℃のときに含む量と同じぐらいだそうです。
では、木の調湿作用が働くためには、どのくらいの厚みが必要なのでしょうか?
1日の水分の出入りは厚さ3ミリまで
木がどの深さまで吸放湿しているかを調べた実験があります。それによると、1日の湿度変動で水分が出入りするのは、表面から3ミリ程度の深さまでということがわかったそうです。
実験は24時間周期で温度と湿度が変化する箱の中に、側面をアルミホイルで覆い、木片を入れて行いました。木片を一定時間おきに取り出してスライスし、厚さ方向の含水率分布を測定した結果、含水率が変化するのは表面付近だけで、中心に近いところではほとんど変わらなかったそうです。
このデータを用いて、いろいろな周期で含水率が変化する深さを測定したところ、表のようになりました。
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